7月25日より診療再開します。感染対策見直しと今後の診療方針について。
- 2022年7月22日
- 重要
突然の休診により、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません。7月25日(月)より診療を再開いたします。
7月から押し寄せたコロナ第7波、オミクロンBA.5の感染力の強さが強調されていますが、私も感染し療養生活を送っています。自宅療養を選択するも、1歳の次女も遅れて感染が判明、自身の療養のみでなく子どもの看病も同時並行で、家庭内隔離(自宅療養)の難しさを身にしみて感じました。
診療を再開するにあたり、当院の感染対策を見直したいと思います。(コロナ第7波仕様の感染対策です。)
①簡易テントでの屋外診療を開始します。
7波が落ち着くまで、発熱やその他感染症症状のある患者さんは全員、屋外で診療させていただきます。コロナ感染が否定的な場合、他の感染症による発熱の場合は、従来通り感染症エリアでの診察を行います。車で来院された場合は車中で診療する場合もあります。
猛暑の中、快適な診療を行えず心苦しいですが、院内感染を減らし一人でも多くの患者さんの診療に当たれる様に、ご協力をよろしくお願いいたします。
②発熱外来専用の時間帯を設けます。
患者さんが多く来院される中、少しでも効率良く診療を進めるため、発熱外来の専用時間帯を設けたいと思います。
午前;10時〜12時
午後;15時30分〜17時
※ワクチンについて、ワクチン専用時間帯(月・木 14時〜15時)、もしくは上記時間帯以外でご予約いただきますようお願いいたします。
③予約制限
受診希望に添ってできるだけ予約を受けていましたが、それにより待ち時間が発生し、重症児で診察が遅れてしまう危険性を感じました。今後は安全に医療を提供できる範囲を見極め、キャパシティーを超える場合は予約をお断りすることがあります。苦渋の決断ですがご了承下さい。
※尚、保護者診療について、小児の診療で手一杯の場合にはお断りすることがあります。
④処置や検査について
再開していた鼻汁吸引ですが、感染予防の観点から、いったん中止します。各々のご家庭で、電動のMy鼻汁吸引器を用意して対応して下さい。
吸入処置については、喘息発作やRSウイルス感染などでゼイゼイしているお子さんに限り行います。
検査については、医学的に必要と判断した場合にのみ、最小限の検査を行います。「園や学校で調べるように言われた」や「会社で調べるように言われている」というリクエストにはお応えできませんのでご了承下さい。
尚、コロナ7波に伴い、検査キットが不足しています。このため、症状から優先順位をつけて検査対象かどうか決める必要があります。例えば37度台の微熱の初日など、検査のタイミングではないと判断した場合は、いったん経過を見て検査が必要なタイミングで再度来院していただくこともあります。発熱初日でも水分が摂れて元気な場合は、1日待ってからの受診も検討して下さい。
⑤換気の徹底
エアコンをつけつつ窓を開けて診療したいと思います。また、サーキュレーターを各診察室に設置し換気効率を高める対策を追加しました。
⑥院内滞在時間を減らす工夫
お一人お一人の院内滞在時間を減らすことが院内感染対策に繋がります。検査が済んで結果を待つ場合に、いったん帰宅していただくことが可能です。また、コロナ感染の診断後、院内建物内もしくは院内駐車場での処方待ちはご遠慮下さい。(診療終了後の動き方について、看護師より説明させていただきますので指示に従って下さい。)
ご不便をおかけしますがご協力をお願いいたします。
以上、この夏の7波を乗り切るための当院での対策と診療方針です。
一人でも多くの患者さんを診療するためスタッフ一丸となって努力して参ります。それでも、予約が取りにくい(取れない)、待ち時間が長い等、皆様にはご不便をおかけすることもあると思いますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
ひつじ Baby & Kids Clinic 院長 野村志保