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ひつじ通信

夏風邪を含めて色々な感染症が増えています。|ひつじBaby&Kids Clinic|住吉区万代の小児科

夏風邪を含めて色々な感染症が増えています。

一気に夏になり、蒸し蒸しした気候になりましたね。
外来が混み合ってご不便をおかけしています。ゴールデンウィークを過ぎて、色々な感染症の増加が見られ、長引く熱で受診するお子さんも増えています。

直近の大阪府の発表では、1位:感染性胃腸炎、2位:RSウイルス感染症3位:溶連菌感染症、4位:アデノウイルス感染症、5位:ヘルパンギーナの順で流行していると報告されています。
特に、溶連菌(42%増)とヘルパンギーナ(100%増)で前週からの増加が目立っています。新型コロナウイルス感染症は前週から33%増でした。

このため、発熱時には色々な感染症の可能性が考えられるため、決めつけずにしっかり経過をみることが大切です。発熱してすぐでも元気であれば慌てる必要はありません。熱の高さと重症度は必ずしも相関しません。

①ぐったりしているか(赤ちゃんの場合は母乳やミルクが飲めているか)
②呼吸はしんどくないか
③意識はしっかりしているか(けいれんの有無も)

どれかに当てはまるようなら急いで受診が必要です。
一方で、元気でも発熱が4−5日続く場合には、感染症をこじらせていたり、想定していない病気だったりすることもあるので、必ず外来で相談するようにしましょう。

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