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ひつじ通信

小さい子の風邪と鼻水吸引|ひつじBaby&Kids Clinic|住吉区万代の小児科

小さい子の風邪と鼻水吸引

胃腸炎の患者さんも多く見られますが、やはりこの季節は、「春から保育園デビュー組のかぜ」のお子さんも少なくありません。

かぜの原因となるウイルスは100種類以上もあり、子どもはこれらのウイルスに順番に感染することにより、ひとつひとつ免疫をつけていきます。

「かぜ」とは、医学的には「上気道炎」と呼ばれ、その名の通り、かぜウイルスが鼻や喉で炎症を起こしている状態です。

症状は、熱・咳・鼻水ですが、乳幼児など低年齢のお子さんでは、鼻水メインのかぜが多く、「保育園に通い出してからずっと鼻水が垂れている」という訴えもしばしばあります。

大人なら鼻をかめますが、小さい子は鼻がかめないので、すすって喉の方に鼻水が垂れ込み、「痰が絡む咳がひどい」「夜中に咳込んで目が醒める」などの症状で困ることがよくあります。

ウイルスをやっつけるお薬はなく(インフルエンザなど例外を除く)、いわゆる「かぜ薬」で症状を和らげる治療にとどまります。

ここで、鼻水吸引の登場です。物理的に鼻水を取ってあげることで、痰のからむ咳、ゼイゼイ・ゼコゼコなど、症状の緩和を期待できますし、鼻が開通し呼吸も楽になります。

基本的には、自宅で電動鼻水吸引器を使って、こまめに鼻水吸引をするのが良いですが、ひつじクリニックでも必要な患者さんに鼻水吸引を行います。

また、鼻水吸引のポイントについて(タイミングやコツなど)クリニックで直接アドバイスできますので、お困りの方はぜひ気軽に相談してくださいね。

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